「Wantedlyで転職したい…けどぶっちゃけ会社にバレるの?」
「Wantedlyってどんな仕組みなの?」
こんな疑問を抱えていませんか?
Wantedlyは画期的なビジネスSNSとして有名ですが、その効果やメリット・デメリットを知らないだけで逆効果…なんてことも。
今回はイチミ株式会社取締役で、Wantedlyの運用代行含め採用マーケティングを担当している板垣さんにWantedlyの「転職してるのがバレるかも問題」ついてお伺いしました!
Wantedly(ウォンテッドリー)って何?というところから、転職で使うときの注意点までをまとめてみました。
【板垣勇渡】(画像右 Twitter)
株式会社LOGZで長期インターンを経てイチミ株式会社! 取締役へ。採用マーケティングを通してWantedlyの運用代行やコンサルティングをしている。
人事・就活生向けメディアも運用し、noteも執筆するなどその活動領域は多岐にわたる。
【堀家実悠希】(画像左 Twitter)
2019年11月よりイチミ株式会社に、史上初のオンラインインターン生として広島からジョインした大学4年生。人事・就活生向け記事の執筆や、プレスリリースの広報関係を担当している。最近はWiiUのピクミン3にはまっている。世間と流行が10年くらいずれている。
Wantedly(ウォンテッドリー)を使うとどんなことが起こるの?
堀家
板垣さん
堀家
まずはWantedly自体について、詳しく聞いていきたいのですが…ほかの媒体とどう違うんですか?
いわゆるマイナビとかリクナビなどの採用媒体と違うところは、給与や福利厚生などの「条件面」よりも、「ビジョンに共感する」という点を大切にする「ビジョン型ビジネスSNS」であるということです。
板垣さん
堀家
普通の媒体だと、求職者の方々は給料とかの定量的な情報を重要視して職を選びますよね。
板垣さん
堀家
一方でWantedlyは、ビジョンとか、その会社がどういう世界を目指しているのかというところを重視した求人を打ち出す形式なんです。逆に、福利厚生とか給料といった条件面の情報は書けないんですね。
板垣さん
堀家
そうです。そして、求職者の方と企業の顔合わせも特徴的です。普通は、エントリーしたら「まずは面接から」とか、「履歴書を持ってきてください」というところから始めますよね。
板垣さん
堀家
Wantedlyではそうではなくて、もっとカジュアルに、お互いを知るための面談から始めましょうというところから始めることが多いです。より、お互いのことを深く知ったうえで、マッチしそうだったら選考に進んでもらう、ということをしやすい媒体なんです。
板垣さん
堀家
なるほど!条件面よりも「自分らしく働けるか」「企業のビジョンに共感できるか」ということを重視する人が増えてきた今の時代にフィットしている採用媒体なんですね。
Wantedlyを使うメリットはこれ!
堀家
Wantedlyを使う具体的なメリットにはどのようなものがありますか?
メリットは大きく3つあります。一つ目は、ミスマッチが少ないということです。
板垣さん
堀家
一般的な採用媒体だと、履歴書や面接で志望理由を聞いたりすることから始まるので、一方的な選考になる場合が多いですよね。そういった場合、求職者の方も、会社の雰囲気やそこで働いている人に魅力を感じているというよりは条件面重視で来てくださることがある。だから長期的にみると「思っていたような職場(仕事)と違った…」なんていうミスマッチも起きやすいんです。
板垣さん
堀家
それに比べWantedlyは求職者と企業が対等です。求職者は、いいなと思った企業にエントリーする際に、「まずは話を聞いてみたい」「少しだけ興味があります」「今すぐ一緒に働きたい」の3つから自分の正直な気持ちに近いものを選んでスタンスを企業に伝えることができます。
板垣さん
![応募するときの画面]()
企業に応募するときにはこのような選択肢が表示され、スタンスを選ぶことができる。
堀家
エントリーしたら即面接!ということをしなくていいんですね!
そうです。まずは気軽にお話してみませんか?どんなことを考えているのか、どんな価値観をもって働きたいのかをまずはお話ししましょう、というところから始められるので、入社後のミスマッチが起こりにくいですね。
板垣さん
堀家
企業は、自分たちのビジョンにこの人が合うんだろうか?という確認ができますし、お互いのことをきちんと知ったうえで選考を進めていくことができますね。企業と求職者の双方にとって大きなメリットがありそうです。
2つ目は、プロフィールをきちんと記入すれば、企業からのスカウトが受け取れるということです。
板垣さん
堀家
プロフィール欄にはどのようなことが書けるんですか?
自己紹介、職歴や学歴といったスタンダードな情報はもちろん、「やってみたいこと」も書くことができるので、自分のやりたいことに共感してくれる企業から声がかかることもあります。
板垣さん
堀家
3つ目は、どんな人が働いているのかを、詳しく知ることができるという点です。
板垣さん
堀家
「ストーリー」という、各企業の社員インタビューや創業ストーリー、プロダクトに込めた思いなどを書いた記事が読めるんです。
板垣さん
堀家
バックグラウンドや目指すところに共感できる企業や、一緒に働きたい人がいる企業を探すことができるんですね!
そうなんです。芯の部分に共感して入った企業で働く…就職の本質ですよね。
板垣さん
Wantedlyで転職するとぶっちゃけ…
堀家
ここまではWantedlyの基礎知識について学んできましたが、これを踏まえてWantedlyで転職する際の注意点について詳しく伺いたいと思います!
わかりました!Wantedlyでは企業と求職者の距離が近いからこそ、気を付けるべきポイントもあります。
板垣さん
堀家
注意点!会社にアカウントがバレる可能性がある
先ほどもお話ししたようにスカウト機能もあり、企業側が求職者を自由に探せるようになっているんです。
板垣さん
堀家
とある企業だけブロック、とか、プロフィールの非表示とかはできないんでしょうか?
プロフィールの公開範囲は設定できるのですが、企業に対して非公開にすることは今のところできないんです…。だから、企業側があなたと似たようなポジションの人材を探している場合などに、検索結果に自分が出てきてしまうことがありますね。
板垣さん
堀家
なるほど。たとえば自分が大阪で働くウェブデザイナーで、それをプロフィールに記入していたとしたら、企業が同じような人材を探していて「大阪 ウェブ デザイナー」で求職者検索をした場合に出てきちゃうということですね。
そうですね。あとはシンプルに本名で検索しても出てきてしまいますね。
板垣さん
転職エージェントを頼るのも一つの手
どうしても会社にバレたくない場合は、転職エージェントに頼るのも一つの手段だと思います。
板垣さん
堀家
たしかにそうですね!おすすめのエージェントはありますか?
板垣さん
①マイナビエージェント
転職先を探せるだけでなく、「応募書類の作成」「面接対策」「給与交渉」など、転職活動の全てをサポートしてもらえる。しかも無料。マイナビエージェントのみが取り扱う非公開求人も扱っている。
②リクルートエージェント
転職実績ナンバーワン(2020年6月時点)の転職エージェント。求人数が業界最大規模であることが特徴。電話での転職/就職相談、メールでの求人のご案内、アプリの活用など、遠隔での転職/就職活動サポートを実施している。
③dodaエージェントサービス
キャリアアドバイザーと採用プロジェクト担当という両輪でフルにサポートしてもらえる。キャリアカウンセリングの拠点は全国に12か所あり、北海道から福岡まで幅広い地域にて受けることが可能。電話面談やメールにも対応。
④ビズリーチ
年収600万円以上の求職者に支持される転職サービスNo.1ということで、高年収層やミドル層の転職で多くの成功実績があることが特徴。会員登録をするとスカウトを受けることが可能になる。
堀家
いろいろなエージェントがありますね。どれが自分に合うかを考える必要がありそうですが、どこも手厚いサポートを受けられそうですね!
板垣さん
まとめ
ということで今回はWantedlyで転職する際の注意点について解説してみました!
板垣さん
堀家
とはいっても、自分の市場価値を知るために転職サイトに登録する…ということはもはやあるあるだと思うので、純粋に可能性を広げるためのビジネスSNSだと割り切ってWantedlyを使ってしまうのも手ですよね。
そう思います!ただ、トラブルを避けたいのであれば、今働いている企業に見られたくないような情報はプロフィール欄に記載しないほうがいいと思います。極端な例で言うと、「現在ブラック企業に勤めており、ホワイトな環境で働きたいです」とかね(笑)
板垣さん
堀家
なるほど(笑)あくまでオープンな場であるということは意識しておいたほうがいいですね。
Wantedlyの運用代行会社なのに、デメリットまで正直にお伝えしちゃう…そんなイチミ株式会社が現在期間限定で無料相談を行っていますので、お気軽にご相談ください。Wantedlyの導入から、記事を出すところ、来たエントリーに対してどのように対応すればいいかということのサポートだけでなく、採用マーケティングに関することであればプラスアルファまで。誠実にサポートを行っています。
板垣さん
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