就活ルール廃止ってホント?採用現場のリアルを聞いてみた

「就活ルールって、そもそもなに?」

「22卒の就活ルールはどうなるの?」

こんな疑問を抱えていませんか?

今回は最大手証券会社→ベンチャーという異色のキャリアを持つ株式会社Hajimari採用担当兼エージェント、笠間雄介さんに「就活ルールのリアル」をインタビュー!採用現場で今どんなことが起こっているのか、から激動の社会をサバイブする就活生の戦い方までをまとめてみました!

【笠間雄介】(Twitter

横浜国立大学卒業後、2016年野村證券株式会社に入社。3年半新規開拓業務及び資産管理業務に従事し、2019年株式会社Hajimariに入社。現在は21卒採用担当・キャリアメンター・法人担当など多領域にわたって活躍。

【堀家実悠希】Twitter

コロナの前から時代の最先端を走っていたイチミ史上初のオンラインインターン生。広島からジョインしている大学4年。人事・就活生向け記事の執筆や、インスタグラムアカウントの運用などを担当している。鼻が悪い。

 

就活ルールってそもそもなに?

「就活ルール」ってどんなもの?

堀家

笠間さん、本日はよろしくお願いします!

よろしくお願いします!

笠間さん

堀家

現役で採用担当をされている笠間さんに、就活ルールについてお聞きしたいのですが…

就活ルールとは、ざっくり説明すると経団連が定めた企業の採用活動に関するルールのことですね。現在の就活ルールでは、大学3年生(卒業・修了年度に入る直前)の3月1日に説明会などの広報が解禁され、その後、大学4年生(卒業・修了年度)の6月1日以降に選考開始。正式な内定日は10月1日以降とされています。

笠間さん

堀家

何のために制定されたルールなんですか?

学生にとって就職活動が学生生活や学業の妨げにならないようにする、という意図で定められたルールですね。

笠間さん

堀家

就活って結構お金も時間もかかりますもんね…学業に配慮してくれるのはめっちゃありがたいです。

「就活ルール」が撤廃されてどうなるの?

堀家

あれ、たしか就活ルールって21卒の代から廃止されませんでしたっけ?

そうそう!経団連が、2018年10月9日、就活ルールを2021年春に入社する学生から廃止すると発表しています。

笠間さん

堀家

??私21卒ですけど、一応これまでと同じルールでやる、っていう形をとっていた気がするのですが…

経団連にかわってルール作りを主導することになる政府が、当面はこれまでのスケジュールを維持することを決定したからですね。ただ、政府のルールに強制力があるわけではないので、実際にどのように採用活動を行うかは企業に委ねられており、どのくらいの企業が政府の要請に従うかは不明です。

笠間さん

堀家

ということは、一応、極端な変化はないとみていいんですね。

すぐに急激な変化はない、とは言えると思いますが、将来的には以下のような影響が出てくると考えらえています

笠間さん

【就活ルールが撤廃されると…】

 

・採用活動スケジュールの自由化各企業が自由に選考開始日を決める。優秀な学生を早く採用したい企業が、どんどん採用開始時期を早めていくかも…

 

・インターンシップ選考の増加…経団連の就活ルールでは、「インターンと採用活動を結び付けない」ことも求められていたが、ルール廃止に伴ってこの規定もなくなるとみられている。インターンシップに参加する時点で競争が激化するかも。

堀家

スケジュール撤廃によるメリット・デメリットにはどんなものがありますか?

メリットとしては、就活スケジュールを留学や研究・卒論など学業の都合に合わせて就活することができるようになることですかね。デメリットとしては、やはり先ほども少しふれた、就職活動そのものが長く続く可能性があります。

笠間さん

堀家

一長一短って感じですね〜(笑)でも、22卒の就活スケジュールも従来とそんなに変わらなさそうですよね。

とはいえ、油断は厳禁ですよ…

笠間さん

堀家

…?

何やら深刻そうな笠間さん

採用担当者に聞いた「就活ルールのリアル」

ぶっちゃけ「就活ルール」なんてないと思って

これは完全に僕の肌感なんだけど、大手だろうが「就活ルール」なんてあってないようなもんだなと思ってます。

笠間さん

堀家

やっぱりそうなんですね…なんとなくそんな気はしてました(泣)

就活解禁が6月って言っても、それまでに結構水面下で動いていて、6月には意思確認と内定出しが行われる、みたいなのもざらですよ。

笠間さん

堀家

こわ……企業も早めに優秀な学生が欲しいということなんでしょうね…

その通りです。6月解禁を律義に守っていざ蓋を開けてみたら、学生はもういくつも内定を持っていて、他社に決められてしまった、ということになりかねません。

笠間さん

堀家

なるほど。正直現行のルールだと、どうしても守った方が損をするという構造になっちゃってるんですね…

そうです。めっちゃ個人の意見なんですけど、6月解禁を守り切るのって、ほんとめちゃめちゃ大手でみんなが憧れるようなところじゃないと無理なんじゃないかな…まあでも人気の大手でさえ、普通に年内内定とか出してますけど(笑)

笠間さん

堀家

就活ルールの「現行維持」って何だよ、という感じですね(笑)

 

就活ルールが形骸化した背景

そもそも、昔ってインターンシップが今ほど激化していなかったんですよね。

笠間さん

堀家

そうだったんですか!

でも、今はどんどんインターンシップを打って企業が早期に学生と接触するというのがポピュラーになってきていますよね。

笠間さん

堀家

インターンシップって、学生が企業を早くから知るチャンスだと思ってたのですが、企業の側も早くから学生を囲い込むアプローチに出ているということですね

そうです。しかも、ここ最近「大手=安定」とか、年功序列型の給与体系とか、終身雇用とかがどんどん崩れてきているじゃないですか。

笠間さん

堀家

新型コロナウイルスの流行でそれがさらに顕著になりましたね。

本当に。学生の方もそういうのを見てきたから、優秀な方でもどんどんベンチャーに行くという流れができちゃっているんです。先の見えない、保障されない「安定」よりも、自分のやりたいこと、企業と自分のマッチング重視の就活ですね。

笠間さん

堀家

なるほど…

だから、大手も胡坐書いて待ってても優秀な学生ってとれなくなってきちゃってるんですよ。

笠間さん

【就活ルールが形骸化した背景…】

 

・インターンシップの激化各企業が学生に早期から接触を図り、優秀な層を囲い込もうとする動きが活発になってきている

 

・大手信仰の崩壊…優秀層がみな大手企業に行きたがるとは限らない時代になってきた。揺れる終身雇用・年功序列型制度に伴って、「安定」よりも「自分のやりたいこと」「企業にあっているか」という軸で企業を選ぶ優秀な学生が増えている。

これからの就活の在り方とは

「就活がいつ始まるか」という考え方自体が古い

堀家

では、そうやってどんどんカオスになっていく就活ルールをどうとらえ、どんな対策をしていけばいいんでしょうか?

まず、僕個人としては「就活がいつ始まるか」にとらわれている時点で考え方が古いと思うんですよね。

笠間さん

堀家

えっ…どういうことでしょうか?

就活のスタートラインのことを考えてるってことは、「就活がこの日から始まるから、ここから自己分析とか企業分析とかをしていこう」っていう風に思考してるってことですよね?

笠間さん

堀家

就活ってだいたい皆そんな感じだと思ってました…

でも、これからは「就活が始まるから○○する」じゃなくて、日常的に自分のキャリアについて考えていかなければならない時代が来ると思ってるんですよ。

笠間さん

堀家

わ、確かに…私もそういえば、就活が始まったからってみんな一斉に自己分析し始めたり、急に自分の軸とか原体験を探り始めたりし始めたところに違和感があったかもしれません。

そうそう。就活の早期化とか、スタート時期がずれるとかはもう当たり前になってきているので、早くから「対策を」というよりは、普段の生活から当たり前に自分の将来を考えるという経験を積むことが求められて始めていると思いますよ。

笠間さん

堀家

自分のキャリアのことなのに、「対策」も何もって感じですかね…今って、就活の瞬間、そこだけ対策やって乗り切っちゃえばいい、みたいな風潮がちょっとありますもんね。

それってなんだかな、って感じでしょ(笑)

笠間さん

日々の生活でできること

堀家

そうなった時、日々どんなことを考えながら生活していけばいいのでしょうか。

なるべく社会に触れることですね。そして、日々の自分の行動の選択、「やりたいことをやるっていうこと」がそのまま自分のキャリアに結びついていると思った方がいいです。

笠間さん

堀家

毎日の行動の選択からキャリアの選択は始まっているんですね。

みんな就活の時って、自分の行きたい企業に合わせた原体験を探ろう探ろうとするじゃないですか。「僕はこういうことがしたくて、それってきっとこの原体験があったからで、で、こういうことを頑張ってきて、だから御社に入ってこういう貢献がしたいんです」みたいな型を作るでしょ。

笠間さん

堀家

はい、そういうフレームワークがありますね

あれって違くて。そもそも日々の行動選択のの中に自分のやりたいことってあるはずなのに、わざわざ探しに行ってますよね。「こういうことがやりたい」「こういう原体験があったからだ」って。じゃなくて、まずは今、やりたいことをやってみる、その中に軸が見いだせる、っていう順番でいいと思います。だからこそスタート地点を決めて対策をするという必要なはいと思ってます。

笠間さん

堀家

めちゃめちゃ納得です!!

あと、今のこの社会状況で転職しないってめっちゃ難しいんですよ。だって、まだ学生であんまり社会のこともわかんないのに、「原体験これ、だからこうなりたいんだ自分は」っていう思考で一社目を決めている。だから実際に働いてみて、「やっぱりこっちのほうがいいな」ってなるの当たりまえなんですね。

笠間さん

堀家

確かに。在学中に調べられることって限界がありますもんね。

それも大前提と考えたうえで、やっぱり学生のうちに思い付くこと、やりたいことは全部やってみるという意識を持っておくことがそのまま就活につながるんじゃないかなと思います。

笠間さん

やりたいことは全部やってほしい、とのこと。

まとめ

堀家

本日は詳しいお話ありがとうございました!採用現場のリアルな声が聞けて良かったです!「就活スタート時期を探る」という考え方自体をアップデートさせるべき、という考えもとてもためになりました。

ありがとうございました!就活の形も、キャリア選択の方法も、そしてキャリア自体もどんどん多様になっていくと思いますよ。正解なんてないので(笑)焦っているときこそ、一番自分の声を聴く、躊躇なく飛び込む、行動するということを大事にしてほしいなと思います。

笠間さん

堀家

いろんな会社を見られるのも今だけ、って考えたらワクワクしますよね(笑)

大学生って、「決断する」ということをしやすい時期なので。自分が納得するまで動いてみるのがいいと思います!例えば、インターンとかもそうですね。

笠間さん

堀家

ですね!

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