「このコロナ禍でも積極的に採用活動は行いたい。でもうまく人が集まらない。」
「コロナで採用形態が一変。これからの採用とは??」という企業様や、
「コロナの影響で合同説明会が中止。就活をどう進めて良いか分からない…。」
「新卒でいきなりジョインするのは不安だから、まずはインターンで企業で働いてみたい」という学生さん!
今回はWantedly,Inc.の松山さんをお迎えし、
人と企業の出会いを生み出すビジネスSNSとして話題のWantedly(ウォンテッドリー)を介した新卒の採用状況であったり、逆に求職者側の動向についてお話をお伺いしました。
ぜひご覧ください!
【松山 弘紀】
学生時代から様々な企業インターンを経験する中で「人材と会社のミスマッチング」について関心を持つ。
「シゴトでココロオドルひとをふやす」というWantedly,Inc.のミッションに感銘を受け、大手消費財メーカーを経て2018年に同社にジョイン。インサイドセールス、エンタープライズセールスを経て現在はパートナーセールス担当として日々Wantedly企業ユーザーへの手厚いサポートを行う。
【阿部璃音】
2020年5月より完全オンライン面接を経てイチミ株式会社に長期インターンとしてジョインした大学3年生。
現在も地方にいながら人事・就活生に向けての記事作成やWantedly(ウォンテッドリー)の運用に携わっている。
Wantedly(ウォンテッドリー)を利用する企業の採用状況
そもそもWantedly(ウォンテッドリー)って?
阿部
松山さん
阿部
そもそもなんですが、一体Wantedlyとは何でしょうか?
Wantedly は、「シゴトでココロオドルひとをふやす」ための、はたらくすべての人が共感を通じて「であい」「つながり」「つながりを深める」ためのビジネスSNSです。
松山さん
阿部
一概にSNSと言っても想像できない…。具体的にはどういったことを行っているんでしょうか?
個人ユーザー向けには会社訪問アプリ「Wantedly Visit」やつながり管理アプリ「Wantedly People」を提供し、企業ユーザー向けにはWantedly(ウォンテッドリー)を活用した採用サービスを提供しています。
松山さん
阿部
そうなんですね!特に重要視している部分とかはありますか?
特に採用に関しては「共感採用」というコンセプトの元に、企業の想いやメンバーへの共感を軸にした人と企業の運命の出会いの創出を目指しています。現在約35,000社以上の企業様に使っていただいており、IT業界、メーカーや不動産といった業種の企業様にも導入頂いています。
松山さん
運用に伸び悩んでいたり採用強化したい企業様はまずはこちらを!!
Wantedly(ウォンテッドリー)運用のプロに聞いてみた。エントリーを倍にする運用方法。
企業ユーザーの新卒採用状況は?
阿部
現在コロナ禍により多くの企業さんが採用活動が中断、あるいは企業合同説明会もオンラインに変更になったりと就職活動が難航している学生も沢山いると思うんですが、Wantedly内でも新卒採用活動を行う企業の変化はありましたか?
実はあまり大きくは変わっていないんです。2020年4月にWantedlyを使っている企業様へヒアリングを行ったんですよ。その結果、採用活動を完全ストップしている企業ユーザーは約10%でした。
松山さん
阿部
逆を言えば約90パーセントの企業ユーザーは現在も採用を行っています。もちろん完全に流行以前と同規模とまではいかないものの採用を縮小して、狙っているポジションにフォーカスした採用体制にシフトした企業ユーザーも見受けられますね。また面談をオンラインに切り替えた企業は引き続き採用積極的に行い、オンライン面談による内定出しなども行なっています。
松山さん
阿部
意外ですね。全面的にストップした企業様はどういった業界なんでしょうか?
やはりBtoCでのビジネスの方は大きく影響を受けていると思います。ウェディング系や旅行系の企業様も積極的な採用は進めていないようです。Wantedlyに限らずであれば飲食業界も大きく影響を受けているのではないでしょうか。
松山さん
阿部
そうですね。では、toB向けの企業様は引き続き採用活動も積極的に行っているのでしょうか?
toBであってもコロナが流行以前の採用活動を行えてはいませんね。「採用をガンガン進める」という積極性はあまりありません。ですがtoCと違って消費者の行動がパタっと止まるとビジネスができないという業界ばかりではないと思うので、一般消費者向けのビジネスをしている人に比べると、採用に消極的な企業数は少ないのではないか思います。
松山さん
どんな企業が新卒の採用活動に積極的なの?
阿部
このコロナ禍で採用活動に力をいれている業界は分かれるのでしょうか?
IT系の業界は力を入れていると言えます。情報通信といわれるWeb・モバイル系の企業やコンサル系も比較的活発に採用活動を行っていますね。
松山さん
阿部
やはり情報社会である現代、IT業界は強そうですね。
それからチャットツール系やオンライン医療情報系の企業様も採用には積極的ですね。
松山さん
阿部
会社の規模的にはやはり大企業様の方が採用は積極的なのですか?それともベンチャーでも積極的に行うところもあるんですかね?
大手の方がコストはかけやすいと思いますが企業によるというのが現状ですね。逆にスタートアップだから積極的に採用を行っていることもあります。あまり企業の大きさどうこうは関係ないと考えています。でいうと、ビジネスモデルも関係はありそうですね。
松山さん
阿部
具体的に言うとSaaSやサブスクリプションは景気変動リスクを受けにくい印象がありますね。サービスを提供する側のユーザーが解約しない限り、売上を作ることができるんですよね。逆に毎月数字を追いかけていく事業形態であれば、景気が悪くなるとパタンとその月の数字が0になる可能性もある世界なんですよね。だからこそ売上が積みあがっていくビジネスモデルは強いなと感じます。
松山さん
求職者ユーザーの動向
学生ユーザーの利用状況
阿部
今回コロナの影響によるWantedly(ウォンテッドリー)学生ユーザーにも変化はあったのでしょうか?
学生ユーザーの数は増加傾向です。これは既存のアクティブユーザーの増加に加えて、新規の学生の登録も増えているという状況ですね。
松山さん
阿部
学生がWantedlyで就活をする上でのメリットはどんなところでしょうか?
僕の見解ですが、この情勢により、オフラインでの企業接点が無い中でいかに雰囲気や社風を含めた会社の情報を収集していくかが重要になると感じています。しかし、既存の採用サービス給与や勤務体系等の条件面以外の情報が少ないため、自分にマッチするのか見極めるのは非常に難しい場合がほとんどです。
松山さん
阿部
確かに他の採用サービスは実際の会社の雰囲気とかも、分かりにくいですよね。働いている社員の方の顔を見れるわけでもないし。
一方でWantedly(ウォンテッドリー)は求人募集だけじゃなくてフィード記事や会社情報、カルチャーや雰囲気など会社の実情を立体的に把握することができると思っています。やはりそういったところがオンラインの中でも情報収集がしやすいプラットホームとして活用して貰えている理由の1つだとも感じます。また、Wantedly(ウォンテッドリー)は「オンライン面談OK」バッジを付けれるようになっているので、学生の応募ハードルも低く、エントリーしやすくなっています。
松山さん
阿部
確かに場所や時間に関係なく、企業の方に直接コンタクトができるのはとても便利ですよね。私自身もWantedly(ウォンテッドリー)経由でイチミに出会って、且つフルリモートでの面接だったので地方住みの学生にはとても嬉しいところだと思います。しかしそれだけではなく、今Wantedlyで採用を行っている学生が求めるのは混乱の中で選考がスムーズにいくことではないでしょうか?
そうですね。アプリ自体にチャットツールを設けている為、企業側と直接コンタクトを取りやすいのが、良いところでもあります。またオンラインでの「ミートアップ」と呼ばれる企業と学生を繋げるイベントを告知しやすいので、学生は気兼ねなく、会社の雰囲気を自宅にいながら感じることができるのもWantedly(ウォンテッドリー)ならではです。
松山さん
阿部
確かに自宅にいながら気軽に企業の方とお話できる機会があるのは嬉しい!
またこの状況を受けてWantedlyではすべての大学生に向けて「Premiumメンバーシップ」を導入したので、是非多くの学生さんにご利用になって頂きたいですね!
松山さん
Wantedly Premiumメンバーシップについてはこちら!
人が集まりやすい業界とは?
阿部
Wantedlyでは幅広い業界・職種の企業ユーザーがいると思いますが、学生が集まりやすいのはどの業界なんでしょうか。
正直、学生からどの業界選んでますかというアンケート調査をしたことがないので一概には言えないのですが…。僕自身の見解ですが、Wantedly(ウォンテッドリー)を利用する学生の中で業界軸で判断する方は少ないと思います。
松山さん
阿部
なぜなら、Wantedly(ウォンテッドリー)は「共感採用」を打ち出していることが理由の1つです。例えば会社の解決したい課題だったり、ビジョンに共感して入社したという話は聞きます。
松山さん
阿部
じゃあ業界っていう部分はあまり重要視してないってことですか?
そこから結果的に入った会社のソリューションがSaaS系の業界だったり、エドテック系の会社だったりとかはあると思うので。僕の実体験も含めて考えると自分の解決したい世の中の課題と会社の目指す方向性が重なっているかという視点から入っていく学生が多い印象です。
松山さん
阿部
Wantedlyを使用する上で世の中の何を解決したいのか、どういう理想の社会を描いている企業なのかっていうところから判断をしているからこそ業種ではなく会社自体で選ばれるということですね!その点で松山さんは何故Wantedly(ウォンテッドリー)を選ばれたのでしょうか?
僕がWantedly(ウォンテッドリー)に入社したのは学生の時から雇用のミスマッチに対しての関心があったのは理由の1つですね。さっきの話にありましたが条件や世間的な評価で会社を選ぶのではなくて自分の価値観にあった企業を選択して働いた方が世の中ハッピーになるとは思っていて。実際会社側との価値観がマッチしている場所で働いた方がパフォーマンスも上がるし、その結果成長も出来ると僕は思っています。
松山さん
阿部
そう考えたときにWantedly(ウォンテッドリー)の「シゴトでココロオドルをふやす」っていうビジョンはすごくいいなと思ったし、僕が入った2年前はまだまだ企業内のビジネスサイドも組織が出来始めたタイミングでやれることも多いなって感じたんですよね。同時にその一翼を担える環境に飛び込んでみたいって率直に思いました。
松山さん
阿部
会社のビジョンがマッチしたこと、自分にとって成長できると思ったのがWantedly(ウォンテッドリー)にジョインした理由なんですね!
色んな理由があって合わないだろうなって思いながら、結果僕は新卒当時は大手の消費財メーカーに入っちゃったんですね。学生時代はベンチャー企業でインターンをしていたこともあって、盲目的なベンチャー信者だったんですけど。
松山さん
阿部
それほどベンチャー企業を推していた方がなぜ大手に就職を決めたんですか?
ホントにベンチャーでいいのかという悩んだ時期があり、そう考えたときに流れ流れて大手に入社をしてしまったなあというのがあるんですね。仕事内容自体は面白そうだと思ったけど自分の描く未来に価値観がそぐわない仕事に僕はワクワクしなかったんですよね。
松山さん
阿部
何事もどうせなら楽しさを感じられる方がいいですよね。
ってなったときにやっぱり自分は「どういう業界でどういう仕事がしたい!」っていうよりも「どういう世界をつくりたいか?」「どんな世の中の負を解決したいか?」みたいなところにわくわくするし、同じような負を解決しようとしている会社で働きたいと思ったのが大きいですね
松山さん
阿部
なるほど。周りの評価に左右されることなく、自分の求めるビジョンやミッション、そしてわくわくするといった思いに沿った企業選びが後々のやりがいに繋がるんですね。
Wantedly(ウォンテッドリー)社の採用状況
現在のWantedly(ウォンテッドリー)社における新卒採用状況
阿部
Wantedly,Inc.って現在新卒採用は行っているんですか?
結論ビジネス側もエンジニア側もやっています。ですが形式としてはうちは長期インターンから新卒採用という流れで行っています。
松山さん
阿部
弊社のプロダクトのコンセプトが「共感採用」を打ち出しているからこそ、採用面でも「共感」という部分を大事にしているんです。実際に働いてみないと分からないことが多いからこそ、長期でインターンとして働いて貰ってWantedly(ウォンテッドリー)を知ってもらおうと。そこで社員と一緒に働いてもらうことで良くも悪くも自分にとっていい会社なのか悪い会社なのかという見極めが付くと思っています。その上で選考に進みたい人は進んでもらう形です。
松山さん
求めるペルソナ像
阿部
なるほど。「共感採用」という点を重視していらっしゃるんですね。採用する企業側としては当然求めるペルソナ像もあるとは思うのですが、Wantedly(ウォンテッドリー)が求めるのはどういった方なんでしょうか。
職種によってペルソナの細かい部分っていうのは変わるんですが、やっぱり全体的なところはと「THE WANTEDLY VALUES」を体現できている方ですね。
松山さん
阿部
「THE WANTEDLY VALUES」ってなんですか?
簡単に言うとWantedly(ウォンテッドリー)で定められている6つの行動指針です!「チームファーストで行こうよ」とか「ムーブファーストで動こうよ」とか、そういった体現のポイントではあるかなと思いますね。なので書類選考でジャッジしているとかでは無くて、やっぱり一番大事なのはインターン期間での取り組み姿勢で判断をしていうという感じですね。
松山さん
阿部
取り組む姿勢がやはり大切なんですね。また先程職種によって求めるペルソナの細かい部分は違うと仰っていましたが、具体的にはどう違うのでしょうか?
エンジニア側のペルソナ像の話になるんですが。エンジニアとして技術が好きなのはもちろんですが、手段として技術を捉えられるかという点は大事にしている部分ですね。新しい技術をただ学びたいという気持ちが強い研究肌の人だと弊社が求めるペルソナの枠からは外れると思っていて。あとは自分の意見を持ちつつ、プロダクトをより良いものにする為にも周りとディスカッションできるかっていうところもありますね。
松山さん
阿部
実際インターン採用をされているなら、御社の採用ではWantedly(ウォンテッドリー)の1機能であるダイレクトスカウトを使うことはないんですか?
それは場合によりますね。今のところは自発的に応募があった人メインですが、採用難易の度高い職種等はスカウトをがっつりと活用する時もあります。それはビジネス、エンジニアも一緒で、状況に応じてダイレクトスカウトを使うことはあります。
松山さん
まとめ
Wantedly(ウォンテッドリー)で就活・新卒採用をする
〇Wantedly(ウォンテッドリー)を利用する企業ユーザー約90パーセントはコロナ禍に関わらず新卒採用を継続して行っている。
〇Wantedly.Incは普段インターン採用→新卒という流れ(時折ダイレクトスカウトを利用することも)
〇現在コロナ禍で新卒採用を進めていくことを前提にすれば、就活生は企業のスピーディーな対応を求めている
→Wantedly(ウォンテッドリー)の更新頻度が高い企業へは当然就活生の目も向きやすく、エントリーを受けやすい傾向にある
〇Wantedly(ウォンテッドリー)を利用する学生はGWを境に既存ユーザーがアクティブになっただけでなく、新規ユーザー自体も増えた。
→就活としてWantedly(ウォンテッドリー)を利用する学生ユーザーが増え、ビジネスSNSであるWantedly(ウォンテッドリー)を使うことはより多くの学生との円滑なコンタクトが取りやすくなる
〇現在コロナ禍で身動きの取れない学生が多いからこそ、会社のビジョンに共感した優秀層がエントリーしやすくなる。
Wantedly(ウォンテッドリー)の運用方法をどう始めていいか分からない採用担当の方のために
阿部
本日はありがとうございました!Wantedly(ウォンテッドリー)は現状のニーズにマッチしているだけでなく、これからの会社選びの基準を変えるような革新的なツールだなと改めて感じました!
そう言っていただけてなによりです。これからもWantedly(ウォンテッドリー)が学生と企業さんと出会うための架け橋としてより多くのマッチングの機会を作っていければと思っています。
松山さん
阿部
これからますますWantedly(ウォンテッドリー)を使う企業様が増えていきそうですね!
阿部
Wantedly(ウォンテッドリー)の運用には実はコツが必要です。「運用に困ったな」「誰かに相談してみたい」というときはぜひ我々にご相談ください!現在、期間限定で無料相談を行っています。以下のリンクからお気軽に!
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