噂のWantedly(ウォンテッドリー)は料金プランが複数あります。
利用者側のニーズに合ったプランを選ぶことで、最高に効率よく採用を行うことができます。
では、どんなプランがあって、どのような企業に合うのでしょうか?
今回の記事では、Wantedlyの料金プランについて詳しく解説していきます!
WantedlyAdminの3つの料金プラン
Wantedly Adminには、3つの料金プランがあります。
プランによって、価格もできることも全く違います。
ここではイチミWantedly塾の塾長である板垣が各プランの価格・使える機能についてわかりやすく解説します!
【板垣勇渡】(Twitter)
イチミ株式会社 取締役。2018年8月より株式会社LOGZの長期インターン生としてジョイン。
採用コンサルや長期インターンの設計、採用媒体の運用代行を行う。その中Wantedlyの運用代行にて、インターン生や新卒学生、中途人材だけでなく、外国人のエンジニアの採用にも成功。
WantedlyAdminの特徴
Wantedly Adminの特徴は成果報酬が一切ないことです。
一般的に多くの大手採用媒体は、初期費用は無料で、サイトを通じて採用した場合に成果報酬で料金が発生します。
一方でWantedlyでは月額制のプランだけが用意されており、何人採用しても追加の料金は一切かかりません。
月額制プランに欲しい機能がない場合には、別途オプションに申し込むこともできます。
つまりは、他大手採用媒体と比べて、採用すればするほど、採用単価が下がる仕組みなのです。
注意すべきなのは、最低6ヶ月からの契約ということです。
一度契約したら契約満了までプランを変更することができないので、どのプランが適切なのかをじっくりと検討してから契約しましょう。
無料プランでできること【トライアル】
トライアルプランは、登録後30日間無料でWantedlyAdminを利用できます。
30日を過ぎると自動で全ての募集が停止されます。
トライアルプランでは、以下の4つの機能を利用することができます。
1.管理画面アクセス人数:3人まで登録
募集やフィードを投稿できるのは、管理画面へのアクセス権がある人のみです。
そのためトライアルプランでは、募集を投稿したりフィードを更新したりと、企業ページを更新できるのは3人までです。
会社のメンバーとして社員を追加することは、何人でも可能です。
2.応募者プロフィール閲覧数:先着5名
トライアルプランでは、応募者とのやりとりは最初に応募が来た5名のみです。
6人目以降は、メッセージのやりとりはもちろん、応募者のプロフィールを確認することすらできません。
3.募集掲載:5本
トライアルプランでは、募集の掲載本数を5本まで出すことができます。
トライアルプラン終了の30日を過ぎると、自動的に募集は停止されます。
4.サポート体制:メールのみ
困った時のサポート体制はメールのみとなります。
メールのため対応は遅れてしまいますが、無料プランでもしっかりとサポートしてもらえます。
有料プランでできること
有料プランにはライトプランとベーシックプラン、プレミアムプランの3つの料金体系があります。
①ライトプラン
ライトプランは、Wantedly Adminの中でもっとも安価なプランです。
《ライトプランでできること》
1.管理画面アクセス人数:15名
15名まで募集やフィードを投稿したり、企業ページを編集したりできます。
*応募者プロフィール閲覧数:無制限*
有料プランでは、応募者とのやりとりが無制限になります。
2.募集掲載本数:無制限
応募者とのやりとり同様、募集掲載本数も無制限になります。
職種や新卒・中途など、欲しい人材に合わせて募集を出せるようになります。
3.サポート体制:メールと電話
電話対応もしてくれるため、「Wantedlyのシステムがおかしくなった」「使い方がわからない」というときに、気軽に問い合わせてサポートを受けられます。
②ベーシックプラン
《ベーシックプランにできること》
1.管理画面アクセス人数:30人
30名まで募集やフィードを投稿したり、企業ページを編集したりできます。
2.スカウト:300通(6ヶ月)・600通(12ヶ月)・1200通(24ヶ月)
ベーシックプランになると、ついにスカウト機能を使えるようになります。
3.フィルタリング追加
Wantedlyユーザーの中から、学歴や職歴、年齢などで検索をかけ、スカウトを送れるようになります。
4.応募者プロフィール閲覧数:無制限
ライトプランと同様、応募者とのやりとりは無制限になります。
5.募集掲載本数:無制限
応募者とのやりとり同様、募集掲載本数も無制限になります。
職種や新卒・中途など、欲しい人材に合わせて募集を出せるようになります。
6.サポート体制:メールと電話
電話対応もしてくれるため、「Wantedlyのシステムがおかしくなった」「使い方がわからない」というときに、気軽に問い合わせてサポートを受けることができます。
③プレミアムプラン
プレミアムプランは、Wantedly Adminでもっとも高価なプランです。
様々な機能が使えるようになり、採用の可能性も広がります。
《プレミアムプランでできること》
1.管理画面アクセス人数:無制限
登録すれば全員が募集やフィードを投稿できるようになります。
2.フィルタリング追加
Wantedlyユーザーの中から、学歴や職歴、年齢などで検索をかけ、スカウトを送れるようになります。
4.詳細プロフィール
5.メッセージ上位表示
スカウトすると、送ったWantedlyユーザーのメッセージ欄の上位に表示されます。
ベーシックプランでスカウトを送るよりも、ユーザーにメッセージを見てもらいやすくなります。
6.応募者プロフィール閲覧数:無制限
ライトプラン・ベーシックプランと同様、応募者とのやりとりは無制限になります。
7.募集掲載本数:無制限
応募者とのやりとり同様、募集掲載本数も無制限になります。
職種や新卒・中途など、欲しい人材に合わせて募集を出せるようになります。
8.サポート体制:メールと電話
電話対応もしてくれるため、「Wantedlyのシステムがおかしくなった」「使い方がわからない」というときに、気軽に問い合わせてサポートを受けることができます。
オプションプラン
Wantedlyにはいくつかのオプションプランがあります。
ブーストオプション
料金:要相談(相談は無料)
会社の注力職種や目標に応じて、広告設計を提案してくれます。
Wantedly内だけではなく、FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSとも連携した広告を提案してくれるので、応援に依存せずに幅広いターゲットにアプローチすることができます。
Facebook広告
料金:10万円
求める人材についてのアンケートに答えるだけで、ターゲティングした人材に向けてFacebookで広告を打ってくれます。
Facebookと連携しているWantedlyならではのサービスです。
運用含め、Wantedlyがほぼすべて代行してくれるため、担当者は最小工数で募集要項のPV数・応募数の増加につながります。
トップページオプション
料金:20万円〜(2週間)
Wantedlyサイトのもっとも目立つところに募集を表示してくれます。
トップページオプション
料金:20万〜(2週間)
Wantedlyサイトのもっとも目立つところに募集を表示してくれます。
応援数に関わらず、pv数が伸びるのでエントリーの数も増えます。
ダイレクトスカウト
料金:月12.5万円〜
月50通、Wantedlyユーザーに直接メッセージでスカウトを送れます。
どの料金プランが効果的?
オプションも含めて、様々なプランがあります。
「いろんなプランがあるけど、結局どれがいいの?」
ここまでの記事を読んでくれた人は、そう思ったでしょう。
ここでは、どのプランがおすすめなのかを説明します。
状況によって使い分けよう
「プレミアムプランを使えば簡単に採用できそう」と思ったら大間違いです。
プレミアムプランを使っても、全ての機能を使いこなせないということもあります。
そうなったらもったいないです。
採用にかけられる費用や時間、採用の緊急度など、状況に応じてプランを選びましょう。
Wantedlyは最短6ヶ月からの契約になるので、後悔のないプラン選びをしましょう。
低価格でじっくり良い人材を採用したい会社はライトプランがおすすめ
ライトプランは、採用担当がしっかりと決まっていて、採用にじっくりと時間をかけられる会社におすすめです。
Wantedlyは1回掲載型の求人ではなく、何度でも応募を出すことが可能です。
逆に言うと、地道にコツコツと投稿し続ける必要があるので、ある程度の労力が必要です。
ライトプランだから応募が来ないということはなく、しっかりと運用できれば採用につながります。
株式会社LOGZでは、実際にライトプランを使用して、3ヶ月で3名の社員を採用しました。
費用重視で、労力をかけられる会社にはライトプランをおすすめします。
今すぐ採用しないとピンチな会社はベーシックプランがおすすめ
「今すぐに人を増やさないとピンチ!」という会社には、ベーシックプランをおすすめします。
ベーシックプランからは、スカウト機能が使えるようになります。
6ヶ月プランだと300通までメッセージを送ることができます。
参考返信率が14%となっているので、契約期間中に45人程度と面談できることになります。
スカウト機能では、会社側がいいと思った人に会えるので、あとはどれだけ引き込めるかです。
【プレミアムプラン】良い人材を採用するためなら多少のコストは惜しまない会社はプレミアムプランがおすすめ
採用にある程度予算をつけることができ、いい人材を採用するためには多少のコストは惜しまないという会社には、プレミアムプランをおすすめします。
プレミアムプランでは、スカウト機能で送ったメッセージを上位に表示させたり、スカウトしたいユーザーを探す際になプロフィールの詳細を閲覧することができます。
狙ったユーザーの目に入りやすくなるため、ペルソナ像に近いユーザーと面談できる可能性が高まります。
ただし、プレミアムプランを使ったからといって、必ずしもいい人材に出会い、採用できるとは限りません。
定期的に募集やフィードを投稿したり、メッセージのやり取りをこまめに行うことは重要です。
運用代行という方法
「複雑そうだし、こんなの使いこなせる自信がない!」っていう方には、Wantedly運用代行をオススメします。
運用代行では、企業ページの作成や募集の投稿など面倒な業務を代わりにやってくれます。
料金や代行内容は会社によって違うので、比較してみてください。
Wantedly運用代行会社全16を徹底分析!実績・費用・コンテンツまで。
他媒体比較!
料金プラン比較
リクナビ:120万円〜
企業ページや掲載料の基本企画で120万円。
webエントリーシステムで90万、説明会面接予約画面で60万になるので、実際にリクナビ経由で採用すると、最低270万円の費用がかかります。
その他にも、画面のアップグレードや掲載画面のアピールなどのオプションをつけると、さらに高額になります。
マイナビ:150万円
企業ページ、エントリー受付、セミナー受付、学生データなどを含めて150万なので、単に掲載して採用するだけならばリクナビよりもお得です。
ただ、マイナビは企業が多いため、単に掲載しているだけで応募が集まるかと言ったらそうではありません。
人目につくように、バーナーを出したり検索順位を上げたりするにはオプションが必要で、そうなると結局高額になります。
Doda:月25万円〜
最低25万円〜で、掲載量や募集人数、検索順位の希望によって料金は異なります。
オプションもつけることができます。
Wantedly:月4.5万円〜
6ヶ月契約だと、最低4.5万円〜になります。
Wantedlyは自由度が高く、こまめな更新が必要なので、どれだけうまく使いこなせるかで採用できる人数が変わってきます。
各媒体のメリット・デメリット
リクナビ/マイナビのメリット・デメリット
メリットは…
リクナビ・マイナビは就活を始めようと思ったら、必ずと言っていいほど登録する媒体です。
ただし、これらの大手媒体はユーザーは多いですが、掲載企業数も多いので、超有名企業以外は埋もれてしまう可能性が高いです。
実際に、私もリクナビ/マイナビを使って就活していましたが、目につくのは超大手企業でした。
しかし、募集欄には、会社概要や給与などをメインで書くため、会社の想いが伝わりにくいのが難点です。
Wantedlyのメリット・デメリット
掲載/利用料金が月4.5万円〜と、気軽に利用することができます。
2020年4月現在、400万人以上が利用しており、急成長している採用媒体です。
リクナビやマイナビは、1企業1掲載ですが、Wantedlyは何度でも求人を出すことができます。
日々の運用によってエントリー数が変わるので、こまめに運用する労力がかかるというのが難点です。
【番外編】応募者側の料金プラン
「Wantedlyプレミアム」
「Wantedlyプレミアム」
*料金:月2,980円(1週間無料お試し可/学生は1ヶ月お試し可)
Wantedlyプレミアムに加入すると、企業側からのスカウトを受けやすくなります。
短期間で求職活動を終わらせたい方にはおすすめです。
・自分のプロフィールを閲覧した企業を知れる
・企業にプレミアムユーザーであることが表示され、本気度が伝わる
(「PREMIUM」の表示は人事担当にしか表示されません)
まとめ
Wantedlyには、オプションも含め様々な料金の組み合わせができます。
利用開始の前には、どのプランが適正なのか考えてみてください。
当社(イチミ株式会社)では、Wantedlyの注目度ランキング1位を獲得したノウハウを元にWantedlyの無料アドバイスをしています。
「自社の状況としてどのプランが良いのだろう…。」
「申し込みたいけど使いこなせる気がしない…。」
こんな悩みをお持ちの方は、ぜひ以下のリンクからご相談ください!
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